アイツまで徒歩5分
第1章 新たな門出に落とし穴!
だが……その時!!
流されそうになる俺のスマホが鳴り出す!!
―――――――!
一瞬にして現実に引き戻された俺は、陣ヶ岡さんの舌の挿入を未遂で食い止めた!
慌てて、スマホに出る!!
「もしもし!」
あっ!!あぶね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
流されるところだった!!
俺は、スマホを握り資料室を飛び出した!!
「――――…////…」
しかし、優しく俺を包んだ陣ヶ岡さんの唇の感触に……
胸の奥がざわついたのは…事実……
あの人は…///…どこまで俺をからかえば気がすむんだ!!
俺は、今までに味わったことの無い不安感に……
スーツの上から心臓を掴む…
心臓は……驚くほどドキン、ドキンと鳴っていた…