アイツまで徒歩5分
第8章 自分の事は自分が一番…
う―――…ぅ…
体が―――――――…重い…
“結羽――――…結羽…”
怖い!やめろ!!一関!嫌だ、嫌だ!!
痛い――――…痛い!
お前なんか!!友達じゃない!!
「ハッ――――――…!!」
悪夢…いや…
昨日の出来事を夢で見て――…
うなされていた…?
最悪な目覚めに…
俺は、夢であってほしいと…シーツを掴み…
目を閉じ―――――…る?
ん!ん?シーツ…じゃない…なんだ?
シャツ?ん?人?
俺は、恐る恐る目を開ける…
「!!?!///ぇッ―――…」
俺が必死に掴んでいたのは…
陣ヶ岡さんのシャツだった!!
って―――――…なんで俺!陣ヶ岡さんの腕の中で…寝てるんだ!?
///…あれ?途中から…記憶が……
昨日は、いろいろ有りすぎて…
頭が着いていかない…
のに?!!
この…朝の状態にパニックになる!!