アイツまで徒歩5分
第9章 どちらかと言えば……?
しか〜し?!
それより頭を悩ませていたのは…
俺自身の感情……
“陣ヶ岡…さん…好き…”
な〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?
だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
あれ〜〜〜〜〜〜〜〜……
な…何を俺は、言ったんだ?
あの日!!
アルコールで酔っている訳でもないのに…
くらくらするし!感情が高ぶって!!自分の体が言う事を聞かなかった!!
しかも、気持ちいいなら!何でもOK!みたいな心理状態で!!
快楽に溺れててしまった…
///目が覚めたら…
また…陣ヶ岡さんの腕の中で―――…
寝息を立てる陣ヶ岡さんを起こさないように…一人で心臓を壊す勢いで、緊張していた!!
お…覚えている訳ですよ…
“最知、好きだよ…”
“俺も―――…好き…です”
ああああぁ〜!!
マジか?俺は、本当に…陣ヶ岡さんが…好きなのか?
流されてないか?
“愛してる”“好きだよ”って…
最近……言われてないし
言ってないから―――――…