アイツまで徒歩5分
第9章 どちらかと言えば……?
「この埋め合わせは……
週末の連休にしてやるから!
仕事、頑張ってゴール見える形にしていこうな?!」
俺は、抱き締めていた腕をほどくと再び髪をドライヤーで乾かし初めた――――…」
「///週末……何でしたっけ?」
「あれ? もう、忘れてんのか?
ドライブ行こうって―――――…言っただろーが!」
最知は、俺に顔を向けて…
“忘れてた!!”と、字が書いてあると思うくらい解りやすい顔をしていた…
こいつ……ったく…
「両思いだし〜!!
この際、泊まりだな!!!」
「///はあ?!!///えっ?え?///マジで――――…?」
「マジで――――――!」
俺は、乾き終わりの合図を頭を軽くポンっと叩き教える…
最知は、慌てていたが…
その慌てっぷりが可愛いから…つい…
「///……ど…こ、行くんですか……?」
///あ〜〜〜〜〜〜もぅ!!
コイツは、可愛い!!
何か、からかうの面白いし…
そよ子さんの件は、黙ってよ〜っと!!