アイツまで徒歩5分
第10章 素直になるのが一番難しい
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平日の昼間…
誰もいない場所…
誰にも話しを聞かれない場所…
「―――――…非常識だとは、思うが…ここが一番安全だ」
俺は、最知と一関を連れて…
ラブホテルの部屋を話し合いの場にした…
「―――――…陣ヶ岡さん…あんたって人は!」
最知が、俺を睨むのは無理は無いが―――――――…
男3人ビジネスホテルってのも…誰が見てる解らないし……防音が甘めで…話が漏れてないとは言いがたい!
その点、ラブホはチェックインもチェックアウトも誰にも会わない!
防音もしっかりしている…
男3人で入ったら…怪しいかもしれないが…
店側も許容範囲だろう…