アイツまで徒歩5分
第10章 素直になるのが一番難しい
「///陣ヶ岡!中に出すことないだろ!!大丈夫か?結羽?」
一関が、俺に箱ごとティッシュを差し出した――――…
陣ヶ岡さんのを…ゆっくり口から解放すると――――…
口の中は…陣ヶ岡さんの体液が…たっぷり…俺の中で泳いでいる――――――…
口の中に広がり漂う…陣ヶ岡さんの香り…
なんか……口の中を…征服された気分…
一関が…ティッシュを差し出すけど――――――…
陣ヶ岡さんに――――――…
もっと……征服されたい…
これを…飲み込めば……
体全部―――――…
陣ヶ岡さんの香りが…染み込んで…
全部…陣ヶ岡さんに…
征服されるのかな―――――…
「―――――――…ゴクン」
「///最知!?」
「///結羽!!」