アイツまで徒歩5分
第11章 夢は高く!目標は低く?
気がつくと…オフィス街を離れどんどん知らぬ道…
ナビを頼りに向かっているらしい…
「陣ヶ岡さん?そう言えば…どこに向かってるんですか?」
俺は、ナビを見ながら陣ヶ岡さんに聞いてみた…
「ん〜!やっぱりドライブって言ったら〜、遠出だろ?」
ナビは、高速の入り口を指し示す――――――…
「この時間帯に…どこに行くつもりですか?
帰り遅くなっちゃいますね?」
俺は、時計をみつつナビの矢印を見つめる
「はぁ?今日は、泊まり!ちゃんと宿を予約したから!安心しろ!」
「―――――――――…ん?
えっ?///えっ?!ええ?」
俺は、陣ヶ岡さんの発言に少し遅れて驚いた!!
「///おっ…おっ…お泊まり?」
「///そ〜ですよ?俺達は、カップルなんですから!」
「///あっ…え〜///」
俺は、先日…ラブホで“好き”宣言をしたのを思い出す…
「///お…俺と陣ヶ岡さんって…付き合ってる事になってるんですか?」
「///え?いまさら?」
陣ヶ岡さんが…呆れた感じにため息をついた…
「///あっ……そこらへんが…あやふやで……」