アイツまで徒歩5分
第3章 火の無い所に煙は立たない
多分…俺、凄い顔してんだろうなぁ……
「まっ…、最知が酒に弱いの解ったし!飲み会には、十分注意だな!」
「はぃ……何があったかは知りませんが…すみませんでした」
俺は、陣ヶ岡さんの後ろをついて次の打ち合わせ場所まで歩く…
はぁ〜…記憶が無くなるまで飲むなんて…不覚だった…
でも―――――――…
目覚めた時……二日酔いで頭が痛かったし気持ち悪かったのに……
何か…幸せだった気がするんだよ…
今までに無い感覚………
ん〜〜〜〜〜〜……あの感覚はなんだったんだろ?