アイツまで徒歩5分
第14章 【最終章】思いでは美化され腐りきる
「最知〜?こっちは打ち合わせ終わったけど?どう?」
「は、はい!今、終わります!」
俺は、急いでチェックした!
「相変わらず、打ち合わせ早いですね――――…」
「そうか? ここで終わりか?」
橋場先輩は、俺から図面を受け取り…作業を覗く―――…
「ん、OK!
いつも、いい仕事してくれますね〜!大将!」
「橋場さん、俺はただの現場監督!大将じゃないから!!ハハハハハ!!」
二人して…豪快に笑うなぁ〜…って…
笑いながら……新しいリクエストを監督に告げている…
「―――――〜〜〜ったく!またか…しょうがない…橋場さん、上手く考えておいて!!」
橋場先輩は、了解…っと笑いヘルメットを脱いだ…
俺も、被っていたヘルメットを脱ぎ…監督にお辞儀をした…