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「いや〜、陣ヶ岡君！娘のマンションリフォーム無事に完了したよ！！


この間、完成した部屋を見て驚いたよ〜！


君に頼んで正解だった！！清楚な娘にピッタリな真っ白な壁はワシのお気に入りだ！！ハハハハハ！！今度、お礼に酒でもどうかな？娘も一緒に♪ハハハハハ！」




「喜んで頂けて光栄です…」




優木常務の娘さん、そよ子さんのマンションリフォームが完了し…会議終わりに常務が陣ヶ岡さんに話しかけている…




常務は、上機嫌で会議室を後にしたが…



陣ヶ岡さんは、若干ひきつった顔を見せる…




「陣ヶ岡さん―――…俺、橋場さんのと掛け持ちになって…そよ子さんのマンションにあまり関われませんでしたが…完了したんですか？」



俺は、会議の資料を片付けながら陣ヶ岡さんに聞いた――――…



「あぁ…彼女の意向を十分に生かした部屋が出来たよ」




しかし…常務は相変わらず、陣ヶ岡さんとそよ子さんをくっ付けたがっている様に聞こえ―――――…内心…気が気ではない…



「――――…一緒に…お酒飲むんですね」