アイツまで徒歩5分
第16章 【番外編】異世界へようこそ
俺は、資料を片付けながら…少しすねてみる…
最近、仕事で一緒になる機会が少なくて…つまらないなぁ〜って…思ってるのに…
「…ん?最知…ヤキモチ?」
「!///ヤキモチ―――…?」
周りを見ると…会議室には俺と陣ヶ岡さんしか残っていない――――――…
「///っ…こんな所で聞かないでくださいよ!!」
「誰もいないから…いいじゃん?」
「――――――…そよ子さん…綺麗ですからね…」
「綺麗――――…まぁ…な…」
カチン!!むむむ……
俺は、プイッと資料を片付けるのに集中した――――…
「ん?最知…怒った?」
「怒ってませんよ〜〜〜だ!」
俺は、陣ヶ岡さんの横を通り抜け…会議室を出ようとした…
「待てよ――――――…」
「んっ///んっ――――…」
腕を捕まれた瞬間に…唇に…優しい感触を受ける…
「///んっ…ん」
俺を引き留めながら…優しいキスをする陣ヶ岡さん―――…
でも…ここは会社の会議室!!
誰か…来たら!!
「んっ///陣ヶ岡…さん…ダメ…だって」
バタンと…会議室のドアを閉め――――…ドアを背に…
陣ヶ岡さんは、俺の唇を強く求めた――――――…
「///ぷっぁ!!ぁ…!」
「ヤキモチ最知…可愛い…
最近忙しくて…最知に触れてない気がする――――…」
///嘘つけ!!
一昨日…俺の部屋に泊まったくせに!
///…エッチは…しなかったけど…
一緒にベッドに寝たじゃん!!