アイツまで徒歩5分
第16章 【番外編】異世界へようこそ
「///んっ…ん…ぁ…ダメだって――――!!」
俺は、陣ヶ岡さんのプチ暴走を止められず…
唇を激しく求められる感覚に……徐々に力が抜けていく…
でも!!
「///だ――――…ダメ…
!!ダメだって――――ば!」
俺は、陣ヶ岡さん胸をドンドンと叩き!これ以上の暴走を危険と判断しストップさせる!!
「え〜〜〜〜…誰もいないじゃん…ダメ?」
陣ヶ岡さん…甘えてもダメっすよ!!
「///お仕事してくださいよ…
早く戻らないと…怪しまれます―――…」
「―――――…っだよな…チッ」
舌打ちしても…ダメなものはダメ!!
会社で何をしようとしていたんだよ!!
「じゃぁ…帰ったらたっぷりしような〜!」
陣ヶ岡さんは、俺を抱き締めると、さっきの激しいキスではなく…小鳥がついばむ様な軽いキスを何度も俺にくれた…
「///ざ…残業じゃないんなら…いいんじゃないですか…?」
う゛…ぅ〜…甘えられると…ちょっと嬉しいって思えてしまうのは…
……ほ…惚れた弱み…なのかな?
陣ヶ岡さん…ズルい!!