アイツまで徒歩5分
第16章 【番外編】異世界へようこそ
数分前―――――…
予定通りに、そよ子さんの部屋に行くと…
奥のバイオリン練習室に通された――――――…
と…そこは…真っ暗だが間接照明が雰囲気を出す部屋…
しかも…耳が割れんばかりの大音量でロックが鳴り響く…異空間となっていた!!
「なっ///なんじゃこりゃ〜!!」
と、大声で驚いても!!だ〜れにも聞こえない!!
友達?らしき人々は、一心不乱に頭を揺らし!ロックの曲に陶酔している!!
しかも…皆さん…服装が…ロックだ〜〜〜〜〜〜〜!!
ツンツンの頭だったり…痛そうな武器が着いている服!
ピタピタのボンテージ!ジャラジャラの鎖が揺れる革のライダースにパンツ…
俺がオロオロしていると…肩をトントンと叩かれた!!
振り向くと…黒髪のスタイル抜群の女性がこっちに来いと手招きをする…
俺は、彼女に着いていき…練習部屋を出た…
耳が生き返った感じがする!!
だが…まだキーン!と…耳鳴りがする…
しかし…この部屋の作り……すごい…
全く…爆音が外に漏れてない…
空調設備もしっかり考えられているにちがいない…
壁紙も…他とはなんか違う!!