アイツまで徒歩5分
第23章 【番外編】ガキんちょ物語③
壁…ドン……つ〜か…壁グリグリ?に…顔が歪む…
腕を壁に押さえつけられ…身体で更にホールドされる…
ドキンとしたが…グリグリ攻められ…少し痛い…
「///可愛い顔で……売りとか…してたんすか?
可愛い顔で…誰とメールしてたんですか?
可愛い顔で……何人の男と…エッチしてきたんですか?
可愛い顔で……俺に…///一目惚れとか…////本当ですか?!」
え?ぇ?あれ?
コレって――――――…
取り調べ?
つ〜か…顔真っ赤にして…
////…や…
「///や…やだ…言わない…」
「はぁ!?何で?!言わないの?!」
グイッと…更に腕を掴む力が強くなる!!
華奢な俺の体は…すでにピクリとも動かないくらい…
年下男子に押さえ込まれている―――――…
「な……何で……
俺が…ガキだから……言いたく無いんですか?
エッチ下手くそだから……もぅ…飽きちゃいましたか?
さっきも…ため息ばっか…
俺は――――…あの日から…
翼さんに…ハマってしまって…
全部…知りたいし…独占したいし…“彼氏”でいたい…って…毎日思ってる…」