アイツまで徒歩5分
第25章 【番外編☆最終章】アイツまで徒歩★分!
「――――…俺の意見が…採用されたんだよ……この柱…」
胸がキュン!!っと熱くなった…
「///大抵のデザイナーは…現場の意見なんか聞きもしないクセに、無理難題を言いやがるヤツばっかりでさ…
俺は…ぶっちゃけ…デザイナー様は嫌いだったんだよ!」
作業員は…ビールをまた口に流し込み…照れ臭そうに俺を見た…
「まっ――――…陣ヶ岡ってヤツやお前は…そいつらとは違うみたいだけどな…
それに…この柱を見ると…///…仕事頑張ろう!って気になるんだよ…」
ビールはあっという間に作業員の喉を潤し……空になっていた…
「この柱―――――…カッコいいですもんね…」
俺は、柱を見上げ…作業員に微笑んだ…
「///俺のアイディアを形にしたのは、あのデザイナーだからな…
カッコいいのは…陣ヶ岡ってデザイナーだ…」
作業員は、柱に軽く触れ…
「///お、おい!俺は、帰るからな!!資材とか触るなよ!じゃぁな!お疲れさん!」
照れながら部屋を出ていった…
「///は…はい…お疲れ様でした…」