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ミニスカート

第4章 竜宮城

海がキレイな漁師町に太郎は住んでいた。
もうアラフォーになるのに嫁の来手もなく、寂しい暮らしをしていた。

漁師をしていて稼ぎはそこそこあるので、風俗で溜まった欲望を果たしたり、エロビデオを見てオナニーをして日々を過ごしていた。

ある日、いつものように海を眺めていると、人魚が浜に打ち上げられていた。
キレイな人魚だ。

人魚は弱っているみたいなのに、悪がきどもはブラジャーをひっぺがしておっぱいをからかったりしていた。人魚は泣いていた。

ひどいことをするエロガキどもだ。

一目散に駆けつけると、太郎は激怒してガキどもを追い払った。

「大丈夫か?まったくひどいことをするガキどもだ」

太郎は取り返したブラジャーを人魚に手渡した。

太郎が食事や飲み物を与えたおかげか、人魚は元気を取り戻した。

人魚は下半身が魚の体から人間の女の体に変貌して太郎を求めた。
太郎は求められるがままにキスをして、舌を絡ませて、体中を舐めるとそのまま挿入した。

そして、激しくエッチをすると中に大量にぶちまけた。
しまったと思ったが、人魚は幸せと言って微笑んだ。

助けていただいたお礼がしたいからと人魚は太郎を海底の世界に誘った。
不思議なことに水中でも息ができる。

海底の世界は竜宮城と言うらしい。

数十人の人魚がもてなしてくれて、太郎は女王に謁見をした。

人魚を助けてくれたお礼といって、ご馳走がふるまわれた。

この世界では男の人魚が滅びてしまって数十人の女の人魚がいるのみである。

このままでは人魚は絶滅してしまうとのこと。

人魚を絶滅させないために片っ端から抱いて子供を作ってくれと女王様には頼まれた。

それからは酒池肉林、美味いものを食べては次々と女を抱く生活が始まった。

毎晩励み過ぎたのか、太郎はみるみるやつれていった。

男の精子が尽きると白い煙が出るなんて聞いたことがあるかも知れないが、太郎からは本当に煙が出た。

すっかりやつれて老人のようになった太郎。
女たちは一人残らずに子を宿していた。

もうセックスをする気力もない。
太郎は元の世界へ帰りたくなった。

女王様にお疲れ様と言われて、大きな玉手箱と小さな玉手箱を差し出された。
どちらかを選べということらしい。

太郎は小さな玉手箱をもらって元の世界へ帰った。


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