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ミニスカート

第3章 これは・・立ち直れない

ボクに初めてのカノジョができた。
カノジョは知的で清楚な文学少女ってカンジ。
しかもとっても優しくて控えめなところもいいな。

カノジョと感動の恋愛映画を見た帰り道、ついに手を繋ぐことができた。
夕暮れの海岸で何かいい雰囲気になって初めての口づけた。

やった~、ついにファーストキスだ。やっぱりファーストキスは甘酸っぱい恋の味だ。

こうなると、カノジョとエッチがしたくなるのが男の性っていうワケで、ちょっとエッチな雑誌とかも読んで一生懸命にお勉強したよ。

でも、あんまりヤリたくてガツガツしていると体の関係が目的だと思われてキラワれたらイヤだし、なかなか切り出せないな。

ついにチャンスがやってきた。突然大雨に降られてびしょ濡れになって、慌てて駆け込んだのがラブホテルだった。
ついでに、びしょ濡れになっちゃったから、お風呂に入って、服も乾かそうってことになったワケ。

「あたしたち、付き合ってからけっこう経つもんね。もっと親密になれることも必要だと思うし・・いいよ。初めてだから優しくして」
とカノジョは恥ずかしいそうに頬を赤らめた。

く~、やっぱり可愛い~。守ってあげたいよ。

「まるでメルヘンの遊園地みたい。可愛いね。あたしラブホテル初めてなんだ」
とはしゃぐカノジョもとっても可愛い。

ボクも初めてだからドギマキしちゃうよ。
ボクがバスタオルや浴衣を探すのに戸惑っていると、カノジョはテキパキとバスタオルや浴衣や入浴剤を用意してくれた。

えっ?ああそうか、女性の読むちょっとエッチな本はこういう細かいことも書いてあるんだな。カノジョだって年頃だからそういう本ぐらい読むか・・。

男のエロ本はヤルことや裸ばかりで、こういう細かい気遣いがないからいけないな・・。

とりあえず交替でシャワーを浴びて雨でびしょ濡れになった体をキレイにした。

先にシャワーを浴びたカノジョは、「後で一緒にお風呂に入ろう。お湯がキレイに光る仕掛けがあるのよ」と優しく言った、

えっ?ああそうか、シャワーを浴びた時に湯船もいじってみたんだな。女のコは好奇心旺盛だから・・。

シャワーを終えるとカノジョと二人でバスタオル一枚という姿でベッドに入る。
なんとドキドキする状況だろうか。


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