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Sな衝(翔)動

第1章 ドS教師

×生徒・和也


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午後の授業が始まる頃、最近よく
サボリにくる生徒。 
2年の二宮和也。



二『すいません~、気分が悪いの

で休ませてください』



櫻『お前は、またサボリか。  

単位足りなくなるんじゃないの
か?』


二『大丈夫だって。その辺は考

えてやってるからさ。 ふわぁ~
~、おやすみ!』



櫻『ったく。しょうがないな… 

一応じゃ熱を計ってほら』



そう言うとギシっとベッドに片膝
を乗せて、シャツのボタンを1つ
2つとはずして行くと顔が寸前ま
で迫る。



二『え…… 先生…何?』



櫻『別に… ズルせずにちゃんと

計れよ?』



そう言って、脇に体温計を挟ませる
とニヤリと笑ってスッと胸を撫でて
戻っていった。



二『…ん …あ』



吐息が思わず漏れてしまう。




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