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お嬢様と二人の執事

第15章 夜明け前

「ああ…沙都子…」

「悟、もう私…」

「キモチイイの?」

「うん…凄くっ…ああっ…」

神山は沙都子に覆いかぶさると、沙都子の薄い唇にキスを落とした。

「じゃあこのまま一緒にイこうか」

「うん…」

潤んだ目で沙都子は神山を見上げて、嬉しそうに微笑んだ。

「赤ちゃん…作ってもいいの?」

「うん。そうだよ…もうすぐ俺と一也であげるからね?」

「嬉しい…早く欲しい…」

沙都子は両腕を神山の首に回して引き寄せた。

「でも…お父さんはどうするの?」

「それは沙都子が心配しなくていいからね…ちゃんと用意するから」

「本当に?」

「ああ…本当だよ…」

沙都子の頬にキスをすると、耳元で囁いた。

「排卵日に沢山俺と一也で中にだしてやるよ。凄く気持ちいいらしいよ?淫乱な沙都子…」

「っ…やあっ…」

「うっ…あぁ…嫌だって言う割に、凄く締めたよ?」

「そ、んなこと、言わないでっ…」

「だって、俺たちは沙都子が喜ぶことしかしてないよ?」

「いやっ…違うもんっ…」

「ああ…そんなこと言って、なに?下のお口はよだれが凄いね…シーツに染みができてるよ?」

「ああ…悟…」

「こんなに濡らして…淫乱だね…」

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