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お嬢様と二人の執事

第2章 執事と沙都子

「あ…ゆっくりして…」

沙都子様が縋るような目をする。

「だめだよ…沙都子…教えてあげる…」

そっと身体を腕に包んで、より深く沙都子様に侵入する。

「んっ…あんっ…」

「力を抜いて…感じなさい」

「あ…」

頷くと、俺の背中に腕を回した。

しがみついて、突き上げる腰の動きを必死で受け止めている。

結合した部分から、湿った音が聴こえてくる。

「こんなに濡らして…なんていやらしい身体だ…」

「ああ…やめて…言わないで…」

一層腰の動きを激しくすると、沙都子様の腕に力が入った。

胸の先端に吸い付くと、舌で嬲った。

「んっ…ああっ…いやっ…」

濡れた額に髪が張り付いている。

汗ばんだ身体から、沙都子様の秘所の匂いが立ち込めてくる。

「沙都子…綺麗だ…」

「ああ…もっと…忘れさせて…」

「……忘れさせてやるよ」

沙都子様の身体から、初めての男追い出す。

俺に課せられた使命は、重大だった。

流れる汗が沙都子様の身体を濡らす。


「悟…お願い…辛いこと全部…」


重大な勘違いだ。

沙都子様が忘れたいのは、初めての男のことだけではなかった。

「ああ…忘れろよ…!」

力の限り、腰を振った。

最早、ただの雄になって、ひたすら沙都子様の秘所をかき回した。

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