レモンスカッシュ
第1章 S/N
S side
「あ。
ちゃんと立ってろって言ったのなぁ。」
ズルズルと床に座り込んだ和に、
厳しい言葉をかければ
怯えた顔をしながら
瞳の奥に、何かを期待してる色が見えて。
「…お仕置き、だよ?」
驚きでパッと見開かれる目。
でもどこか嬉しそうで…
「やっ…ごめんっ…」
「そんなんじゃ
…許さないよ?」
「…え?」
座り込んでいる和を持ち上げて、
寝室に連れて行く。
ベッドに放っても
「んっ…」
その刺激を快感に変えているらしく、
甘い息を吐く。
和を素っ裸にしてから
「四つん這いになって」
と言うと
「やだぁっ…」
嘘付け。
本当はもっと…
「ホラ、四つん這い。」
激しくしてほしいんだろ?
ゆっくりと四つん這いになると
俺に何か乞うような視線。
「しょぉ…くん…許してぇ?」
和は分かってるのだろうか
縋られたり
反抗されたりする方が
俺の加虐心を煽っている事
冷たい笑みを浮かべてから
和の大きく反り上がるモノを弾く
「お仕置きだ、っつってんだろ?」
「はぁっ…」
シーツをギュッと握る和。
緩く扱いて、ツーと撫でる。
こんなんじゃ足りないのは知ってる
「んっ…」
知ってるから、焦らして
「あぁっ…」
焦らして
「はぁっ…はぁ…」
もっと大きくなった和のモノの根元を
リングで縛った。
「やぁっ!
しょぉくんっ…っ…外しっ…ぁっ…てよっ…」
言葉もつながらないくらい和を攻めて
苦しみながら
快楽に溺れる和が
何よりも淫らに見えて
でもそんな苦しんでいる和を見て感じる俺も
随分ヘンタイだよな
って
一瞬冷静に思った。
「しょぉっ…苦しいっ…」
どこまでも深い場所まで
二人墜ちていこう
「まだだよ、和」
優しい声をかけて
俺の指で和の咥内を侵す
「ちゃんと舐めろよ?」
指を舐めてる顔もいちいちエロくて
俺のモノにも熱が溜まる
指を出すと
もの足りなさそうな顔する和が可愛くて
そっと口付けしてやった