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レモンスカッシュ

第1章 S/N



N side


目の前には、立派に勃ち上がってる翔のモノ。


なーんだ。

翔も感じてたんだ。俺の事を見て。



そう思えば、こんなにオラオラ
言ってる翔が、可愛いくて仕方ない。


思わず、くすっと笑い声が漏れた。


それを翔が聞き逃すはずもなく、


「何笑ってんだよ。」
「んんぅぅ!」


口の中に突っ込んでくる。

喉の奥にまで届いて、
込み上げてくるものを何とか耐える。



「んっ、んん…。」
「…っぁ。か、ず。」


口を少し開けて、
耐えるように必死に唇を噛んでる。



声、聞きたいのに。


そう思っちゃう俺って、変態なのかな。



少し経てば、翔はどこが1番感じるのか、
すぐに分かった。


そこを舌を使って、執拗に攻め立てると、


「ぅあっ。は、ぁ。」


甘い吐息が次々零れてくる。


そんな声を聞いてたら、
自然と俺のモノも反応してきてて。


無意識に腰が揺れてた。



「和。もういい。」


強引に腰を引いて、俺の口から出ていく。


名残惜しくて、先走りと
俺の唾液で濡れたモノをじーっと見てたら、


「そんな顔、するなよ。」


って。

余裕のない声が、少し上から聞こえてくる。




「こっち来いよ。」


ベッドの真ん中で手を広げて待ってる。


思いっきり飛び込むと、
それも激しい刺激になって



「あっ、あああ。」
「俺の舐めて、感じちゃったの?」


不敵の笑み。

自信と、余裕に満ち溢れてるみたいな顔。


俺、堪らなく興奮してる。


「違っ、やぁあっ。」
「何もしてないのに、
もうこんなに元気だもんね。」


何回分かも分からない熱が溜まったまま。




イきたい。イきたい。
イきたい。イきたい。



頭の中は、もうそれしか考えられなくて。


「翔、も、ダメ。」
「…。」
「ちょーだい…っ。」


羞恥なんてとっくに捨ててる俺は、
もう無敵かもしれない。


自分で脚を拡げて、ソコを翔に
見せつけるように指で拡げる。




「ココね、寂しい。

だから…。…キテ?」

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