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レモンスカッシュ

第2章 O/S





O side



一緒に、って、

涙目で懇願されて。


そんなの、断れる訳ないじゃん。



「わかったよ、一緒な?」


そう言えば、悦んでるようで、
翔のナカはさらに俺のモノを締め付けてくる。



「っく。そんな締めたらもたない、からっ。」


自分でも分かるくらいに
情けない声しか出ない。

余裕とか、理性とか、
そんな難しい言葉は俺の中になくて。


全てが本能と快感に支配されていく感覚に、
ひたすら身を任せて。


赴くままに、翔のナカを突き上げる。




「さと、ぁあっ、さと、しっ。」



どれだけ突かれても、

どれだけ乱れても、翔は美しい華のようで。


どんどん色気が濃くなって、
甘い香りが漂ってきそうなほどで。


来るものを拒まず、寧ろ求めて離さない
ナカに翻弄される。



それさえも気持ちがよくて。




奥へ、奥へと翔を求めると、


「あああっ、やっ、ぁぁっ。」



それに比例して、大きくなっていく声。


ナカが一層締まってきてる。


それは、絶頂への合図。




「も、イく、出ちゃ、あっ、あっやぁぁ。」
「俺も、も、ダメっ。」
「ふ、あああっ。っ!」


翔の体が一際大きく跳ねた、と思ったら、
白いモノが翔から弾けた。


その締め付けに後を追うように俺も果てた。



「一緒、出来た…。」


朦朧としてる意識の中で必死に
笑顔で伝えてくる翔。



…なんでこんなに可愛いかなぁー…。



「襲って欲しいの?」
「へ?

無理無理無理無理!」
「やだ。」
「わ、ちょ、待って、あっ。」


結局1回じゃ足りなくて、2回戦、3回戦…。


翔って…才能の塊なのかと思うくらい、
凄かった。



そのー…色々、ね?

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