レモンスカッシュ
第1章 S/N
S side
「へぇ…。
和は、インラン、
だったんだぁ…。」
ヤバい。
俺に見つめられただけでイった和。
確かに、ねっとりと見た。
でも、それだけで…
ヤバい。
興奮してきた…
「も、…触って?」
さっきより潤んだ瞳で強請られて、
服装が、
上目遣いが、
唇から見える舌が、
赤く火照ったその顔が、
和の全てが俺を煽っているとしか思えなくて
更に疼く、俺のSっ気。
壁際っていう立地を生かして
ドンッ
「ああっ…」
壁ドン。してみた。
カラダがくっつくと
俺の少し勃ち上がったモノに擦れる、
和のモノ。
「ひっ…」
「どこ、触られたいの?」
和の唇を指先でなぞりながら
わざと受け身で聞いてみると
「やっ…」
まだ、恥ずかしがってる
俺のモノを和のモノに
すりっと擦りあわせ
「ぁあっ…」
もう一押し。
「いやじゃないんだろ?
どこ触られたいか、言えよ。
淫乱だからな、和は」
耳元で
和の頭の中で響くように
重低音で囁いた。
「やぁっ…和のぉ…
かずの…おちんちん触って!」
言い終わると、
ワッと泣き出すから
ぎゅっと抱きしめながら、和のモノを撫でた。
「よくできました。
ズボン…降ろすよ?」
肩で和が頷く気配がしたから
ロンTをたくしあげて
ズボンをそろそろと降ろすと
下着の布を押し上げる
和のモノ。
「かず、元気だね?」
「やぁっ…言わないでっ…」
少し強く弾くと、
「ああっ!!だめぇっ!」
大きく跳ねる躯。