
for you
第1章 The shout love
和「うぃー、さっむ!」
コンビニで肉まんを2つ買うと、翔ちゃんちへ急いだ。
翔「入試まで、あとちょっとだな」
その日はもう、勉強の追い込み時期に入っていた。
疲れが溜まっていたのだろう。
俺はこたつでうとうとしてしまった。
翔「……………………から、このまま、泊めるよ」
誰かと電話をしている翔ちゃんがぼんやり見える。
翔「あぁ、そうだな。二宮も元気そうでよかったよ」
二宮って……姉ちゃんか。
翔「え?ははっ。そんな訳ないだろ。」
すごくまぶしい笑顔だ。
俺に向けられることのない笑顔。
翔ちゃんは……やっぱり……
翔「うん…じゃあな」
和「翔ちゃん…」
翔「ん?そんなとこで寝てたら、風邪引くぞ」
翔ちゃんが俺に近づく。
翔「んっ」
唇が重なった。

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