for you
第1章 The shout love
そっと、唇を離す。
目を開けると、翔ちゃんは目を見開いたままだった。
翔「和……おま……なんで」
和「あ?ごめん?寝ぼけてたわー。てか、翔ちゃん、何その顔、ウケる〜。もしかして、ファーストキスだった?そっか、彼女いたことないもんな。当然だね。ごめんね?あ!もう、こんな時間じゃん!遅くまでありがと。帰るわ、バイバーイ」
俺は一方的にまくし立てると、翔ちゃんちを後にした。
急いで駅まで戻ると、やっと立ち止まる。
走ったせいじゃない胸の鼓動が大きく聞こえた。