無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ストロークを加速させると
ニーノの声が艶っぽく変化していく。


「ぁぁっ、ぁ、んっっ…あ、」

「気持ちいい…？」


「ん、気持ち、いい…っ」


そこから伝わる熱で
ニーノが感じてくれてるのがわかる。



「ぁ、ぁ、ぁっ、も、」


身を捩って
押し寄せてくる快感に耐えてるのがいじらしくて。




「このままイキたい？
それとも、」

「あいばさ…まさきと、一緒がっ…いいっ…」


聞き終わる前に
ニーノが自分から発した。



「一緒がいいの？」


「一緒がいい…
雅紀と、ふたりで…。」



愛おしいって
こういうことを言うんだろう。



「一緒ね。」

ふわりと髪を撫でて
キスをした。



「俺のこと、抱きしめてて？
怖くなくなるまでギュッてしてていいから。」



ニーノが俺を抱きしめるから
二人の顔が近くて。


「目、見て？
誰が映ってる？」


「あっ…。
ぼくが映ってる。」


俺の瞳に映った自分を捉えて
ニーノが安心したように微笑んだ。



ニーノの片足を前に倒して
太腿の裏からゆっくり撫でていく。



そっと
蕾に触れた。




恐怖感に耐えるように
キュッと目を瞑るから
僅かに開いた唇から
舌を絡ませた。