黒猫ニーノと相葉さん。
第10章 さよなら、相葉さん。
☆ニーノSide☆
目が覚めるとまだ日が昇る前で
ぼくはいつものように伸びをして
ベッドから降りた。
布団を被って寝るなんて珍しいな。
そんなに寒かったっけ?
お水、飲みたいな。
あ…無い。
珍しいこともあるもんだな。
ねー、相葉さん
お水が無いよ?
ぼくは相葉さんを起こそうと
もう一度ベッドに戻った。
相葉さーん。
ねぇってば!
相葉さんの頬にスリスリする。
ねぇ、起きて?
お水ちょうだい。
おーみーずー!
「う…ん…… くすぐったいよぉ…」
もー。
『なーーごっ!(起きてよーっ!)』
「…え? ニーノ…?」
ん?
「なんでっ?! え?! なんでだよっ!」
相葉さん…?
「なんで…猫に戻っちゃってんだよ…!」
え?
目が覚めるとまだ日が昇る前で
ぼくはいつものように伸びをして
ベッドから降りた。
布団を被って寝るなんて珍しいな。
そんなに寒かったっけ?
お水、飲みたいな。
あ…無い。
珍しいこともあるもんだな。
ねー、相葉さん
お水が無いよ?
ぼくは相葉さんを起こそうと
もう一度ベッドに戻った。
相葉さーん。
ねぇってば!
相葉さんの頬にスリスリする。
ねぇ、起きて?
お水ちょうだい。
おーみーずー!
「う…ん…… くすぐったいよぉ…」
もー。
『なーーごっ!(起きてよーっ!)』
「…え? ニーノ…?」
ん?
「なんでっ?! え?! なんでだよっ!」
相葉さん…?
「なんで…猫に戻っちゃってんだよ…!」
え?