黒猫ニーノと相葉さん。
第1章 月神様にお願い。
「あっ!もうこんな時間!仕事行かないと!」
相葉さんが口いっぱいにトーストを詰め込んで
バタバタと身支度を始める
「食べ終わったら流しにお皿を置いといてね?
外には出ないこと!
お昼は冷蔵庫にあるもの食べていいからね!
それから、お昼寝はソファーじゃなくてベッドですること!
わかった?」
「うん、わかった。」
マシンガンのようにあれこれ言われたけど
うん、多分大丈夫。
いつものように玄関までお見送りに行くと
スニーカーの紐を結び終えた相葉さんが僕の方に振り向いた。
「じゃあ、行ってきます!」
「あっ!相葉さんっ!」
僕が呼び止めると
相葉さんがハッ、とした顔をした。
僕の肩をそっと引き付けて
鼻と鼻をくっ付け、スリスリスリ。
そうだよコレ、コレがなくっちゃね。
行ってきますのご挨拶。
「行ってくるね、ニーノ。」
「行ってらっしゃい、相葉さん。」
相葉さんがまたまた真っ赤になっちゃうから
なんだかぼくも頬が熱くって。
ちょっと、ドキドキしてる。
なんだろう、これ。
相葉さんを送り出してリビングに戻ると
「よっ!ニーノ!」
何故かリビングのソファーで
オーノ様が寛ぎながら
ぼくに手を振っていた。
相葉さんが口いっぱいにトーストを詰め込んで
バタバタと身支度を始める
「食べ終わったら流しにお皿を置いといてね?
外には出ないこと!
お昼は冷蔵庫にあるもの食べていいからね!
それから、お昼寝はソファーじゃなくてベッドですること!
わかった?」
「うん、わかった。」
マシンガンのようにあれこれ言われたけど
うん、多分大丈夫。
いつものように玄関までお見送りに行くと
スニーカーの紐を結び終えた相葉さんが僕の方に振り向いた。
「じゃあ、行ってきます!」
「あっ!相葉さんっ!」
僕が呼び止めると
相葉さんがハッ、とした顔をした。
僕の肩をそっと引き付けて
鼻と鼻をくっ付け、スリスリスリ。
そうだよコレ、コレがなくっちゃね。
行ってきますのご挨拶。
「行ってくるね、ニーノ。」
「行ってらっしゃい、相葉さん。」
相葉さんがまたまた真っ赤になっちゃうから
なんだかぼくも頬が熱くって。
ちょっと、ドキドキしてる。
なんだろう、これ。
相葉さんを送り出してリビングに戻ると
「よっ!ニーノ!」
何故かリビングのソファーで
オーノ様が寛ぎながら
ぼくに手を振っていた。