黒猫ニーノと相葉さん。
第14章 そして、ひとつに還る。
☆ニーノSide☆
オムライスの上にケチャップで書いた、
愛の魔法。
きっとアレが効いたんだ。
ギュッと抱きしめ合ったまま
しばらく離れることが出来なかった。
「このまま、聞いてくれる?」
耳元で囁く声と一緒に
胸の鼓動が伝わる。
「ん。」
目を瞑って
相葉さんの言葉を待った。
「俺ね、ホントに好きなの。
大好きなの。ニーノのこと」
「うん、」
「きっと目に入れても痛くない。
そのくらい可愛くて、」
「いや、目に入れたら痛いでしょ?」
「痛くないもん」
「じゃあ試してみる?」
「やめて。」
二人でクスクス笑った。
「ねぇ、相葉さん」
「うん?」
今なら、言えそうな気がして。
「相葉さんはぼくだけの相葉さんだよね?」
「そうだよ。」
「じゃあぼくも
相葉さんだけのものになりたい。
…ぼくを、あいしてくれる…?」
相葉さんが目を丸くした。
びっくりした?
ぼくの方からこんなこと言うなんてね。
「…いいの?」
頷く代わりに
チュッとキスをして微笑んだ。
オムライスの上にケチャップで書いた、
愛の魔法。
きっとアレが効いたんだ。
ギュッと抱きしめ合ったまま
しばらく離れることが出来なかった。
「このまま、聞いてくれる?」
耳元で囁く声と一緒に
胸の鼓動が伝わる。
「ん。」
目を瞑って
相葉さんの言葉を待った。
「俺ね、ホントに好きなの。
大好きなの。ニーノのこと」
「うん、」
「きっと目に入れても痛くない。
そのくらい可愛くて、」
「いや、目に入れたら痛いでしょ?」
「痛くないもん」
「じゃあ試してみる?」
「やめて。」
二人でクスクス笑った。
「ねぇ、相葉さん」
「うん?」
今なら、言えそうな気がして。
「相葉さんはぼくだけの相葉さんだよね?」
「そうだよ。」
「じゃあぼくも
相葉さんだけのものになりたい。
…ぼくを、あいしてくれる…?」
相葉さんが目を丸くした。
びっくりした?
ぼくの方からこんなこと言うなんてね。
「…いいの?」
頷く代わりに
チュッとキスをして微笑んだ。