黒猫ニーノと相葉さん。
第5章 櫻井相葉アブナイ夜会。
ぼくたちはそれからなんの進展もなく
暫くはオーノ様が現れることもなかった
「あと半分か…」
カレンダーを眺めながらひとりごちた。
タイムリミットまで、あと二週間…
時々昼間にジェイが遊びに来ては
状況を進展させようと
あれこれアドバイスしてくる。
『襲っちまえ』
とか。
それアドバイスなの?
ってことを言ってくる
他人事だと思って!!
相葉さんがぼくに愛情を持ってくれてるのはわかる
『ぼくをあいして。』
その想いは相葉さんにも伝わってる
これ以上どうしろってゆーのさ?
「ただいまー」
相葉さんがお仕事から帰って来た。
こんな顔見せらんない。
両手でパンパンと顔を叩き
リビングのドアを開けて
「お帰りなさい、相葉さん」
笑顔で出迎えた。
「帰り道で櫻井さんに会ったよ!」
「櫻井さんに?」
「うん。今度の土曜日、一緒に飲みませんかって誘われちゃった」
飲みに…行くのか、
「だからね、」
相葉さんがコートをハンガーに掛けながら言った
「うちで宅飲みしませんか?って言ったの」
「うちで?」
「そう!是非ジェイくんも連れてきてください、って。」
暫くはオーノ様が現れることもなかった
「あと半分か…」
カレンダーを眺めながらひとりごちた。
タイムリミットまで、あと二週間…
時々昼間にジェイが遊びに来ては
状況を進展させようと
あれこれアドバイスしてくる。
『襲っちまえ』
とか。
それアドバイスなの?
ってことを言ってくる
他人事だと思って!!
相葉さんがぼくに愛情を持ってくれてるのはわかる
『ぼくをあいして。』
その想いは相葉さんにも伝わってる
これ以上どうしろってゆーのさ?
「ただいまー」
相葉さんがお仕事から帰って来た。
こんな顔見せらんない。
両手でパンパンと顔を叩き
リビングのドアを開けて
「お帰りなさい、相葉さん」
笑顔で出迎えた。
「帰り道で櫻井さんに会ったよ!」
「櫻井さんに?」
「うん。今度の土曜日、一緒に飲みませんかって誘われちゃった」
飲みに…行くのか、
「だからね、」
相葉さんがコートをハンガーに掛けながら言った
「うちで宅飲みしませんか?って言ったの」
「うちで?」
「そう!是非ジェイくんも連れてきてください、って。」