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黒猫ニーノと相葉さん。

第7章 星降る夜、満月に誓う。

☆相葉Side☆



「ニーノ。ニーノぉーーー?」


「んー…。 にゃぅ…。」



『にゃぅ。』ってなんだ!
萌えるっ!!



「起きる時間だよ?てか、もう昼近いよー?」


せっかくの休みだから
天気もいいしニーノとデートしようと思ってたけど
あんまり気持ち良さそうに寝てるから
ついつい起こすのが可哀想で
俺まで二度寝。
急いで洗濯してご飯用意して
その結果、既にこんな時間で。



「ホント、そろそろ起きないと何処にも出かけられなくなっちゃうよ?」

「あともう少し…。」


「デートしたくないの?」

「デ、デート?!」


『デート』という単語に反応して
ニーノがガバッと飛び起きた。


「洗濯も終わったし
朝ごはんももう出来てるからね、
食べたらさ、デートしようよ!」


「ホントにっ?! 食べるっ!」


ニーノの目がキラキラ輝いて
ベッドから飛び起きた。

ふふっ。
反応が一々可愛いなぁ。



今日はフレンチトーストとポテトサラダ。
それにカリカリベーコンとヨーグルト。


「ニーノ!そんなに急いで食べると喉詰まらせ…」

「ゴフッ ゴフッ!」



もー。(笑)

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