テキストサイズ

ずっと隣で笑っていて

第10章 第十話

幽霊だってなんだっていいんだ

きみが傍に居てくれれば…


「智 ご飯冷めちゃうから 食べよ?」

「しょうちゃんが作ったの?」

「他に誰かいる?」
翔ちゃんが笑う


それだけでうれしい

「俺さ みんなしってんだからね 見てたもん 食べないし 寝ないし メソメソ泣いてるし」

「え~(°□°;)
ウソー」

「お前 鏡みてみろよ 俺が心配するの わかるからさ」

「ウーッ ごめんね…」


ご飯のあと


ソファーに二人で座る

「翔ちゃん あったかい」

きみの腕に絡み付く
俺の翔ちゃんがそこにいた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ