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ずっと隣で笑っていて

第10章 第十話

智… ゆっくりお休み

何も考えるな

ごめんね… 傍にいれなくて

抱き締めてやれなくて

泣かせて… ゴメン

汗で前髪が濡れてる
そっと掻き分けキスをする

愛しい…

恋しい…

君を一人にする辛さ

ごめんね…智…


泣いて名前を呼ぶんだ

「しょうちゃん…」

痩せ細ってくお前を見るのが辛かった


俺は神様にお願いした

1日… 1日だけでいいから智に会わせてほしいって


神様がくれた1日

お前が生きていけるように

おまえに俺を刻み込む


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