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ずっと隣で笑っていて

第14章 第十四話

いつの間にかベッドに寝てた

シャワーの音が聞こえるから翔くんが連れてきてくれたんだな

翔くんの声が聞きたくて風呂のドアに顔を近づけた

「翔くん おか…」

ん?

言葉を飲み込んだ


翔くんが…



泣いてる…


「うぅ…うっ…」


「翔くん 大丈夫?」

「智 起こしちゃった? ごめんね 大丈夫だから寝ていいよ」

「…うん」


リビングに戻って翔くんを待った

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