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ずっと隣で笑っていて

第14章 第十四話

がむしゃらにがんばった


誰にも文句を言わせないように…


認められたら虐めた奴等も手は出せない だろう

翔くんを泣かせる奴等だってそうだ


そのために俺は必死だった


クランクアップが近づいた頃には 監督にも誉められるようになって メディアにも注目されるようになった


作品も高い評価をされ 有名な映画祭にもエントリーされて 俺の回りも騒がしくなってきたんだ


クランクアップの夜

ほっとした俺は 意識を失った




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