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ずっと隣で笑っていて

第14章 第十四話

気がついた時にはベッドの上で

翔くんはベッドにもたれ掛かって寝ていた

俺の手を握りしめて寝ている翔くんの頬に手を当ててみる


「…翔くん やっと終わったよ」


「…ん? あっ… 智… 大丈夫か?」


「大丈夫だよ 気が張ってたからさ 終わってほっとしちゃった」


「がんばったな ほんとによくやった」

翔くんがやさしくだきしめてくれた


「翔くん ご褒美がほしい…」


「なんでも叶えてやるよ」


「…抱いて いっぱい愛して… 心も身体も翔くんでいっぱいにして…」


暖かい腕の中で俺は果てしなく漂い 意識を手離した


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