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ずっと隣で笑っていて

第24章 第二十四話

嗚咽しかでなかった

走馬灯のように一緒に過ごした時が


グルグル回って


言葉にでなかった


受話器をにぎりしめることしか出来なかった


『翔ちゃん みんないるんだよ 俺 淋しくないよ』


「…」


『みんな一緒にいるよ 先輩も… 流された人はみんな一緒にいるよ 俺 助けられなかった人も みんな一緒にいるよ
ここから見てる…

頑張ってる姿…

みんなで応援してる

助けに行けなくてごめんね


みんな感謝してる


こんなにきれいに戻してくれて…』


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