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ずっと隣で笑っていて

第25章 第二十五話

今日も帰りは深夜になってしまった


疲れた…


昨日の事も忙しさにかまけて頭から抜けてた


でも また同じ風景が目の前にあった


近くで見ると余計現実じゃない気がして

桜の木に微笑む天女を ただ見つめていた

「君には僕が見えるの?」

「へッ…?!」


男? 嘘だろ…


見えるってなんだよ

幽霊?!


「フフッ… 僕は幽霊じゃないよ」


綺麗な顔立ちに大きな潤んだ瞳で微笑んでる


俺…

ほんとにヤバイかも…

見えるようになっちまった…

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