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ずっと隣で笑っていて

第25章 第二十五話

「これが僕の存在価値だから…」


哀しみを消し去る


人は皆 哀しみを 辛さを 胸に押し溜めて立ち尽くす


桜はそれを癒し 前に進む力を与えてくれる


そのために翔はいるのだと 話してくれた

「あの人には翔は見えてないの?」


「見えないよ 普通はね 智くんが普通じゃないんだよ」


そう言って笑う翔は すごくかわいい


美しく 儚げな 翔…
笑顔がかわいい翔…

ほんとに君は桜と共に消えてしまうの?

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