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ずっと隣で笑っていて

第26章 第二十六話

鬼のようなご指導のお陰で仕事も一人でこなせるようになってきた


相変わらず厳しい言葉しか言わない櫻井さん


どうにかして褒めてもらいたくて必死でがんばった!o(`▽´)o


そんなある日


大きな契約が決まった


俺は嬉しくて 嬉しくて 走って会社に帰ったんだ


みんなも自分のことのように喜んでくれて 俺も嬉しかったんだけど…


一番に会いたかった人は 出張で留守…


ア~ァ…


なんかさみしい…


俺には笑った顔みせてくれないんだよな~


なんて考えながら報告書を書いていたら いつの間にか一人きりになってた


「帰ろうかな…」

片付けをしてたら いきなりドアが開いた


「ヒェーーーーッ…」


ドロボー?!


机の下に潜った俺…

「何してんの?」


覗き込んできたのは…


「…櫻井さん…」


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