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ずっと隣で笑っていて

第10章 第十話

「腹減った…」

そう言や まともに食事もしてないな


寝ない 食べない

そんな毎日だった

思考も出来る訳もない

痩せ細った手を見つめ 苦笑した


「なんかあったかなー」

寝室のドアを開けた
けど…

すぐに閉じた


「…」


いい匂いがする


「ここ俺んちだよな?」


今度はそーっと開けてみた


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