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嫌われ狸の一生

第5章 悪くないよ、貧乏生活

あと、中学まではシャープ禁止で鉛筆だったが、ボクは補助棒を使ってかなり短くなるまで使っていた。
かなり短くなってもカッターで器用に削るので、先生やみんなに芸術的だと感心された。

職場に入ってから鉛筆派の後輩がいて、同じように極限まで短くなっても使っているのを見て、若いのに感心したり、嬉しくなったりした。
ボクは芸術的なことをしたと思っていたが、この後輩の方が極限まで短かったような気がする。
負けた・・上には上がいるもんだ。

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