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小さな恋のストーリー

第3章 あの森の二人

雫の肌は滑らかで柔らかく僕の指は滑るように這う。


小さな息遣いも僕の耳には心地よい。


ねえ...雫


雫がどんなに年老いても僕は雫を愛せるよ。


ねえ...雫


分かってる?


僕は雫の身体に何度も唇を寄せた。


10年後も20年後も僕の生きている限り雫をこの手で抱いていたい。



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