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カワイイ子には気をつけて。

第5章 five



「あ…帰った??お兄さん?」


「下の階にいる。」



うちは相当な金持ちでこのビルを経営している。



って!



「服は!?俺のかすから着ろ!!」


「熾って…何だかんだ優しいよねwww」



何言ってんだこいつ。


俺はこいつの事情を聞いて衝撃だった…



_______
__________


それは太虎が学校を休んだ日。


俺は太虎の友達に呼び出された。

いつもいっしょにいる奴な?


「熾くん…一応、話しとくね。太虎のこと。」

最初は意味分かんなくて…


でも、聞いていくうちに…

やらかしたと思った。



聞くと、

母子家庭で親による暴力は日常茶飯事。

金も与えられず、ご飯は喉をあまり通らない…らしい。


…それから、

中学校では差別を受けていたらしく



当の本人は気がおかしくなっててそんなことも覚えてないらしい。



幻覚でも見てたようだったと。


それほど記憶を抹消したかったんだろう…







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