カワイイ子には気をつけて。
第5章 five
「…熾のちっちゃい。」
どうやら俺の服が小さいらしい。
細いくせに…
身長差だな。
俺より少しだけ大きい背だけは。
でも、そこまでピチピチじゃないじゃん。
「文句いうなよ。」
「ごめんなさい…」
まぁ、俺の方が太虎より、大きいナニをもってるから。うん。
「おやすみ。もう、ねる。」
「え!?もう、今日ねるの!?」
「あ゛?犯されてぇーのか?」
今日は下に兄貴がきてるから…
太虎を怖い目に合わせてしまいそうで。
「いやいや!!寝ます!!おやすみなさい!」
「ん。こっち。」
「へ!?は、はい。」
太虎を俺の布団に呼び
抱きしめて寝る。
「ちょ!?熾!?」
「うるさいっ!黙れ!抱き枕がないと寝れねぇーの。」
なんて、俺、こんなこと誰にもしたことなかったのに。
これが独占欲ってやつなのかな?