カワイイ子には気をつけて。
第7章 seven
「…よし。このくらいでいいかな?」
荷物をまとめ家を出る。
やっぱ一応、怖いので。
織の家へと向かう。
母さんを1人にするのはちょっとアレだけど。
まぁ、大丈夫だと思うし。
もう、真夜中だし。織、きっと寝てるだろうなぁ。
何て考えてると織の家に着いていて
ピンポーンとチャイムを鳴らす。
『どちら様ですか?』
あ、起きてた。
「…織。俺。太虎」
『なんかあったの!?すぐ開ける!』
ちょっと焦った織は新鮮だ。
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「なんだよ。何も無かったのか。」
「…いいじゃん。」
なんかあったらもっと焦ってくるわ!
「…何日か泊めてよ。」
「ん。いいよ。」
こうして俺は織の家に居候し始めた。