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カワイイ子には気をつけて。

第8章 eight





そして、学園祭当日。





こんな短期間でいろいろなことがあったなぁ…





「太虎。後ろのチャックしめて。」



熾は結構緊張ぎみ。



衣装もバッチリ決めて、今は台本を読み直している。





もはや女子にしか見えないその姿は



ほかの人には頑張るなぁとだけ思われているかもしれないが、





俺から見ると惚れ惚れするもので。







今は二人きりの空間。




一応、更衣室だから。






「熾、がんばって。」




「あ?うん。」






それだけ?






ありがとぐらい言えよ!!








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