カワイイ子には気をつけて。
第9章 nine
「…で、何してたの。」
ファミレスに入った俺はすぐに熾に尋ねる。
「明日になればわかるから。」
なんて、誤魔化す。
「それより、太虎。これ、好きだったよな。」
「は?熾こそ、これでしょ?」
あぁ、なんか。青春www
だから、帰ってあんなことをするとは思わなかった。
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家に帰ると熾が近寄ってきた。
「で、何された?男に。」
男って…
母さんの男だよね。
「足の裏見られただけだから。」
急に熾の雰囲気が変わる。
あ、なんか。スイッチ入った?
「じゃ、俺にも見せて?」