
Face or Body
第19章 結婚直前最後の事件
『あの… 今日なんですが、1時間だけ早あがりいいですか?』
ユウキは
申し訳なさげに
社長の上村に尋ねた。
『おう!!いいよ。この1ヶ月、休日でも仕事を覚えようと休まんかったからな』
と
上村はユウキの願いを快諾した。
今日はユウキの初めての給料日…
ユウキには
今日2つの用事があった。
1つは
世話になったヒカルとアキラへの
結婚祝いを
お給料から買うこと…。
ユウキは自宅とは反対方向の
ショッビングセンターで
大きな時計を買った。
毎時間ごとに00分になると
ディズニーの音楽が
オルゴール音で奏でられる
壁掛け時計だ。
『これをここに配達してください。あ… 汚ない字なんすけど、この手紙も添えて… よろしくお願いします』
ユウキは
ヒカルとアキラへ感謝の手紙を書いていた。
そのあと
サクラコには
彼女の大好きな中国茶の
ティーセットを買って
同じように手紙を添えて送ってもらう
手はずを整えた…
ユウキは
生まれてはじめて
人になにかができることに
生きている実感を噛み締めていた。
あの日
ヒカルに出会わなければ…
きっとまだ
チンピラを続けてて
いつか…鉄砲玉の仕事させられて…
よかった。
本当にヒカルさんたちに出会えてよかった。
ユウキは
申し訳なさげに
社長の上村に尋ねた。
『おう!!いいよ。この1ヶ月、休日でも仕事を覚えようと休まんかったからな』
と
上村はユウキの願いを快諾した。
今日はユウキの初めての給料日…
ユウキには
今日2つの用事があった。
1つは
世話になったヒカルとアキラへの
結婚祝いを
お給料から買うこと…。
ユウキは自宅とは反対方向の
ショッビングセンターで
大きな時計を買った。
毎時間ごとに00分になると
ディズニーの音楽が
オルゴール音で奏でられる
壁掛け時計だ。
『これをここに配達してください。あ… 汚ない字なんすけど、この手紙も添えて… よろしくお願いします』
ユウキは
ヒカルとアキラへ感謝の手紙を書いていた。
そのあと
サクラコには
彼女の大好きな中国茶の
ティーセットを買って
同じように手紙を添えて送ってもらう
手はずを整えた…
ユウキは
生まれてはじめて
人になにかができることに
生きている実感を噛み締めていた。
あの日
ヒカルに出会わなければ…
きっとまだ
チンピラを続けてて
いつか…鉄砲玉の仕事させられて…
よかった。
本当にヒカルさんたちに出会えてよかった。
